Heart&Body

ヨガのこと、キャリアのこと、毎日の生活のこと…自分らしく生きていくために

逃げることもキャリアの選択肢

こんにちは。

 

仕事って本当に大変ですよね。

ノルマ、プレッシャー、納期、長時間労働、人間関係、評価…

楽しい時もあるけど、辛い時のほうが多い気がします。

でも、仕事が人を成長させてくれるのも、真実だと思います。

 

それでも、今の仕事を辞めることが正解、という時もあると思っています。

 

f:id:happyyoga:20170911173642j:plain

 

世の中には沢山会社がある

仕事の報酬は仕事、という人もいますが、

私も個人的には、仕事の報酬はお金だけでなく、

(当然、仕事の報酬はお金でほしいですが、それ以外にも)

自分の成長や、達成感・喜び、人との信頼関係、仲間、

次のチャンス、社会への貢献などなど、

得られるものは、沢山あると思っています、

 

でも、仕事って、世の中に沢山あります。

会社も、世の中に沢山あります。

いま自分がいる場所だけが、全てではないです。

会社に入ってしまうと、そこが見えなくなってしまう人が多いように思います。

 

 

私はずっと人事をしていて、メンタルな病気にかかる社員を沢山見てきました。

その中には、きちんと治療をして、元気に復帰できた人ももちろんいます。

でも、一方で、多くの人は今の職場が合っていない人たちで、

そういう人には、人事として退職を勧めることもあるのですが、

ほとんどのケースでは聞いてもらえず(当然ですよね)、

せっかく回復したのに、職場に戻ってまた病気になり、

再休職を繰り返して、結果、退職していきました。

 

そういう社員を100人単位で見続けて、

本当に、”人生の時間がもったいない”と思っていました。

 

合わないなら、さっさと見切りをつけるのもアリ

私のいた会社は、人材育成に力を入れていて研修コースが充実していたり、

親身になって相談に乗ってくれる人が多かったりと、

すごく良い所も多かったのですが、

合う人と合わない人に分かれる会社でした。

 

労働時間は長いし、出張も多いし、お客様からのプレッシャーも強くて、

社員は、タフで、論理性と自己主張が強く、ある意味ハッタリが得意で、

社内のネットワークが広い人がどんどんチャンスを得て、

若いうちから出世できるような会社でした。

 

逆に、繊細な人や、人前に立つのが苦手な人、

 強く自己主張するのが苦手な人、

安定的に仕事をするほうが好きな人には、向かない会社だったと思います。

 

そのため、合わない人は、とっとと退散するのが吉、と思っていました。

冷たい言い方のように聞こえるかもしれませんが、

個人が何を言っても会社は変わらないので、向かないなら辞めるほうが、

病気になるより、ずっと得策です。

 

病気になってしまったら、数ヶ月~1年単位で時間を無駄にしてしまいますし、

ずっとその病気と付き合っていくはめになるケースもありますし、

最悪、死に至るケースもあります。

 

周囲からは「逃げた」と思われるかもしれないけれど、

逃げて何が悪いの?

本人にとっては、合わない会社だから捨ててやった!

くらいのつもりでよいと思っています。

(ただし、社会人として辞める時のマナーは絶対守りましょうね。)

 

 

就職活動も転職活動も、みんな真剣にやっていて、

情報収集もするけれど、すべてを事前に知ることは不可能ですよね。

 

私がいた会社のように、ある人にとってはすごくいい会社でも、

他の人にとっては地獄のように思える会社かもしれません。

入ってみないと分からないんです。

 

人と人との間に相性があるように、

社員と会社の間にも相性があるんです。

 

だから、入社してみて、もし「間違った」と思ったら、

さっさと見切りをつけるのも、ありだと思います。

 

でも、もし頑張れそうなら、頑張るのももちろん良いと思います。

もう少しいれば、その会社の良い所も見えてくるかもしれないので。

 

ただし、どちらを選んだとしても、あとで人のせいにしないこと。

自分の人生には、誰も責任を取ってくれません。

そして、自分でよく考えて、選択した道なら後悔しないはずです。

 

その道を、自信をもって進んでいきましょう! 

私も自信をもって進みます。