人間のほんとうの姿がわかるとき
こんにちは。
職場の人って、
仕事上の付き合いをしているだけだと、
本当はどんな人なのかよくわからないですよね。
いい人だと思っていたら、実は裏で人を売る人だったりとか。
いつもは厳しいけど、外部から責められたときにメンバーを守ってくれる人だったりとか。
たまに、垣間見えるときはあります。
私は、何度も転職していることもあり(笑)
自分が退職するときの相手の反応で
その方の本当の姿がわかるなーって思います。
利害関係のない相手に
なぜ退職するときに、その人のほんとうの姿がわかると思っているかというと、
利害関係のない相手に、その人がどう振る舞うかが見えるから。
退職する相手が、仲のいい上司で、転職先で自分を引き抜いてくれるって言ってる!!
とか、
退職する相手が、クライアント先に転職するから付き合いが続きそう…
とか、
そんなことでもなければ、通常、退職すれば、自分と相手との利害関係は終わります。
そんなときに、退職する相手(特に、目下の人間)に、どう振る舞うのかでその人がどんな人なのかが分かるなーと思います。
急に態度が冷たくなる人もいます…
転職先や条件を、興味本位で根掘り葉掘り聞こうとするだけの方もいます。
一方で、こちらが恐縮するほど、温かく送り出してくださる方もいます。
退職を申し出たら、上司が
「ものすごくショックで、気持ちの整理がつかない。
でも、あなたが自分でよく考えてだした結論なのだと思うから、
最後までそれを尊重して応援したい。」
と言ってくれた。
最終日にご挨拶に伺ったら、役員がお花を用意して待っていてくださった。
他部署の部長さんで、そんなに気に入られていた認識はなかったのだけど、
1時間も時間を取ってくださって、キャリアについて話を聞いてくれて、
プレゼントまで用意してくださっていた。
役員が、色々な方に声をかけて送別会を開いてくださって、
最後には「戻りたくなったら、いつでも待ってるからね」と言って
涙ながらに抱きしめてくれた。(合意の上なので、セクハラじゃないです笑)
などなど。列挙にいとまがありません。
何の見返りもないのに、
こんな風にあたたかく自分を送り出してくださった方々には、
感謝の気持ちしかありません。
そして、自分もそんな人間でありたいと思います。
他人の新しい門出を、心から祝える人、
他人のステップアップを、自分のことのように一緒に喜べる人、
他人の地道な努力に光を当てられる人、
今までの「ありがとう」をきちんと伝えられる人。
大切なことを当たり前に続けていきたい。